【書評】「空腹」こそ最強のクスリ|オートファジーで最強に

現代では一日3食しっかり食べるのがあたりまえになっています。

誰も一日3食という習慣に疑念を持っていないと思います。

最近までは私もその考えを持っていましたし、仕事が忙しくても、一日3食きっちり食べるように意識してきました。本書を手に取るまでは・・・

今回は「空腹」こそ最強のクスリを紹介します。

実際に私もこの本で紹介されている「空腹」をつくる方法を実践しています。

前までは食事後に睡魔に襲われ、仕事中にどうにも集中できないことが多かったのですが、いまでは頭がフル回転し、眠気も感じずサクサクと仕事がこなせています。

またポジティブにもなったような気がします。

そんな私を救ってくれた本書のポイントをまとめました。

少しでも気になる方はぜひ参考にしてください。

「空腹」こそ最強のクスリ

ノーベル賞を受賞したオートファジー研究から生まれた、医学的に正しい食事術=「16時間断食」

だから、「無理なくやせる!」「頭がさえる!」「疲れにくい体になる!」

ガン、認知症、糖尿病、高血圧、内臓脂肪、しつこい疲れ、だるさ、老化にお悩みの方、ぜひ読んでください!

引用:Amazon

本書は2019年2月4日に第1版が出版され、20万部を超えるベストセラーとなりました。

一日3食に疑問を呈し、「16時間断食」ブームを作り出しました。

著者は糖尿病をはじめとする生活習慣病の専門医である青木 厚さんです。

「空腹」こそ最強のクスリ から学べること

一日3食、現代人にはミスマッチだということ

日本で一日3食の習慣が広まったのは、比較的最近のことです。そのきっかけについては、「江戸時代初期の明暦の大火(1657年)の際に復興にあたった大工や商人に、江戸幕府が朝と夜だけでなく、昼食も提供したから」…(中略)…いずれにせよ江戸時代までは、武士や大工などの肉体労働者以外は、一日2食が一般的だったようです。

引用:「空腹」こそ最強のクスリ 38ページ

一日3食は運動をほとんどしない現代人の体にとってはミスマッチであるということです。

昔に比べると食文化が発達し、カロリーが高く、糖質が多く、手軽に食べれるものも相当増えており、ただでさえカロリーの摂りすぎに陥りやすいです。

スポーツ選手などの一日に何千カロリーも消費する人しか、一日3食はあてはまらないわけですね。

空腹で何が起こる? 若返りの最強の味方「オートファジー」

本書では「空腹」の効果として「オートファジー」を紹介しています。

オートファジーとは、古くなった細胞を、内側から新しく生まれ変わらせる仕組みであるといえます。

引用:「空腹」こそ最強のクスリ 86ページ

古くなった細胞は体にさまざまな害を及ぼします。

それらを新しく生まれ変わらせることで、健康に多大な効果があるわけです。

そのほかにも「オートファジー」の効果として、細胞内に進入した病原菌を分解・浄化する機能なんかも挙げられております。

空腹は簡単につくれるということ

「オートファジー」の効果を得るには16時間以上、「空腹」の時間を作る必要があるそうです。

16時間と聞くと、「ほぼ一日断食するのと変わらないじゃないか!」という声も上がってきそうですが、私も最初はそう思いました。

しかし、睡眠の時間も合わせて16時間です。

誰しも仕事が忙しくて、遊びに夢中で一日1食になってしまったなんてことが過去にあったかと思います。

それを実行すれば難なく達成できるわけですね。

またナッツ類などはいつでも食べてOKというルールもあり、16時間断食はそんなに難しくないかもしれません。

本書で紹介されている方法を実践したところ私も難なく16時間空腹に成功しました。

「空腹」こそ最強のクスリ を読んだ感想

本書を読んでからというもの、今ではすっかり16時間断食のとりこです。

慣れてしまえばなんてことはないです。個人的に一番メリットに感じてるのは、集中力が増したことですね。

今までは昼食後に眠くなることがありましたが、今はまったくです!また健康になってると思うだけで気分があがります。

あと隠れメリットとして食事代が浮きましたね。ほんといいことだらけ!

ぜひ、みなさんにも読んでもらいたい一冊です。

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